近年、
呼吸が浅く
それに加えて呼吸が速くなっている人が
多くなっています。
「○○さん、酸欠ですよ!」
「○○さんの呼吸、浅くなっていますよ!」
ただ、多くの人は息苦しく、呼吸しにくくなっていると感じていても、自分自身の呼吸が浅くなっていることに気が付いてはいません。
当院で指摘されてはじめて気が付きます。
病院の診察でも、「酸欠ですよ!」と言ってくれることはないでしょう。
ドクターは酸素濃度を測るオキシメーターを使用しますが、
この機械の測定では本来の酸欠状態を測ることが出来ません。
あくまでも呼吸が慢性的に浅くなることで現れる症状です。
近年、来院される患者さんの多くが酸欠状態になっているのが解ります。
人は、食事を数日間取らなくても生きていけます。
でも、酸素だけは脳に数十秒間供給されないだけで頭がボーっとしてしまい、
数分間供給停止後は意識がなくなってしまい、その後は、、、。
生きていくうえで絶対に欠かせない
酸素を体内に取り入れる効率が非常に悪くなっています。
体に酸素が入ってこないと
カラダの調子は落ちます。
猫背になると顎が前に出てしまい、気道が圧迫され呼吸が浅くなり酸素が取り込めなくなります。
もちろん、脳が酸素不足になるのでストレス耐性も低くなります。
深くてゆっくりとした呼吸ができれば
いいことづくめです。
イライラするストレスからの解放
免疫力の低下も防いでくれます。
血液還流が良くなって全身の血流があがってきます。
冷えや肩こりの解消になります。
猫背治療のメリット
✔見た目のかっこ良さ・ボディライン
✔老け顔からの脱却
✔猫背からの自立神経の乱れ
自律神経と猫背は密接な関係があります
✔血流アップ
肩こり(猫背・巻き肩)や冷えの改善・めまい
猫背が改善すると視界が明るくなります
✔代謝のアップ
痩せやすいカラダ
✔免疫力アップ
病気にかかりにくい・ストレス解放になるカラダ
原因
呼吸の浅い人の多くの共通しているのが
猫背・巻き肩です。
つまり、
深い呼吸をするには
巻き肩を改善するのがベストです。
巻き肩の状態が長く続けば続くほど
姿勢が悪くなり胸が圧迫されて呼吸が浅くなってしまうのです。
原因はデジタル情報化時代。
手にとるものがスマホみたいに小型化されることにより
背中が丸まってしまい猫背・巻き肩になってしまいます。
猫背ですと胸(胸郭と横隔膜)の動かせる範囲が狭くなり酸素が取り入れにくくなります。
猫背の姿勢では脳が酸素不足になるのでストレスに対する耐性も低下します。
また、猫背になると頭が前に倒れ落ちてしまい、首にある太い血管が圧迫されてしまい脳に行く血の量が減ってしまいます。
セルフケア
猫背・巻き肩になると
鎖骨の下にある胸の筋肉が縮こまって硬くなってしまいます。
胸のマッサージをおすすめします。
そして、深呼吸。
深呼吸で酸素が肺の中にバンバン入ってきます。酸素が大量に肺に入ると、そこから新鮮な酸素がカラダの隅々まで行き届き、頭もスッキリとします。
呼吸が深くなると自律神経も整います
巻き肩と猫背
巻き肩は
肩の左右を結んだ
横のラインでが内側に丸まって巻いている状態。
猫背は
頭から背中の縦のラインが
前に巻いている状態のことです。
巻き肩と猫背の両方になっている肩も多く
より呼吸が浅くなり酸欠状態に陥ります。