日本人によくみられる「思い込み」
「柔軟性があればあるほどいい・・」
「体は柔らければ柔らければいい・・」
例)小学生の時に立位体前屈で測定台の台面を0㎝を基準点としてそこから何㎝前屈させられるかで一喜一憂していませんでしたか?それこそ間違った思い込み。
基準点が標準です。
前屈できればできるほど関節・靭帯・関節包に加わる負担は?・・・とてもとても強くなります。
筋の柔軟性と関節の不安定性(弛緩性)
関節の靭帯が緩いことと、(つまり関節の不安定性が高いことと、)筋の柔軟性があることは違います。
◎関節の動く範囲(可動域)は広すぎず、狭すぎず、ちょうど良い範囲が適切です。
◎関節の弛緩性(不安定性)が大きい場合は上手に筋トレをして自分の筋という「天然のサポーター」で関節に掛かる負担を減らしましょう!
◎関節の弛緩性がある場合に、静的ストレッチは必要ありません。弛緩性の強い人のストレッチは意味なし。ただの怪我と痛みを誘発するだけです。
◎そもそも幼児、小学生に静的ストレッチは必要ありません!
◎動的ストレッチは有効です。例)マエケン体操
日本人だけが思い込んでいる体の柔らかいほうが良いという常識。1984年アメリカロサンジェルスオリンピックでのアメリカチーム。ストレッチを禁止していました。勝てないから。40年も前の話です。
この時代の日本は、うさぎ跳びは跳び放題、スポーツ中の水分補給は厳禁。それが非常識だったと解っている現代。さあ、静的ストレッチはどうなっていくでしょう?
体の7大関節である手首、肘、肩、背中、股関節、膝、足首。
あなたの関節緩んでいませんか?