人が生きるために大切なものは3つ
①酸素
②食事
③睡眠です
特に酸素は一番大切なもの。
食事をしなくても人は2~3週間は生きていけられます。
ただ、酸素が脳に行かないと数分で天国に行ってしまいます。
この酸素を効率良く取り入れるために鼻呼吸をしなければいけません。
口呼吸をすると酸欠状態になってしまいます。
また、口呼吸をしてしまう動物は人間だけだと言われています。
口は食事を食べる器官であって酸素を肺にと取り入れる器官ではありません。
人間は鼻呼吸をすることによって横隔膜が大きく上下して肺周辺の筋肉が大きく動きます。
つまり、しっかりと鼻呼吸をすることで1分間で20回分、自分の呼吸で体内から体をマッサージしているのと同じことなのです。
猫背や姿勢の悪さも、浅い呼吸による酸欠が原因の一つなのです。
猫背になると頭と下の顎を前に突き出してしまいますので、
口呼吸が習慣になってしまうという悪循環です。
また、口呼吸の人は猫背の姿勢でないと気道が開かないために呼吸ができないのです。
口呼吸だから猫背になり、
猫背だから口呼吸になります
通常舌の位置は上の顎にピタッとくっついていますが、口呼吸になると空気の通路確保のために舌の位置が下がってしまいます。
これが食いしばりを引き起こし顎関節症を引き起こしてしまいます。
また、コロナ禍を経てまだまだマスク着用をしている人が多いです。
マスクの着用は酸欠を引き起こします。通常の空気中の酸素濃度は21%です。
これがマスクをすることにより酸素濃度は18%以下になることが頻発します。厚生労働省により18%は安全下限界としています。
18%未満になると頭痛・イライラ・眠気・よくあくびをする・睡眠の浅さ・肩の張りなどさまざまな症状がでてきます。
口呼吸での睡眠は、酸素不足に陥り何時間寝たところで疲労感が抜けず、頭痛、肩こりなども引き起こしてしまいます。