アスタキサンチン
アスタキサンチンとは、カニ、エビ、タコ、鯛、鮭などに多く含まれている赤色の天然色素(カロテノイド)の一種です。
鮭はもともと白身魚ですが、鮭がピンク色の理由は鮭には大量のアスタキサンチンを筋肉にため込んでいるため、サーモンピンクに見えます。川をのぼるストレスに打ち勝つ為に海老を食べてアスタキサンチンを作ります。
これは、産卵期に鮭が川を遡上するとき、運動により多くの酸素を利用することで大量の活性酸素が発生するため、筋肉にダメージを与えないように抗酸化力のあるアスタキサンチンを蓄えていいます。
アスタキサンチンには、過剰な活性酸素を取り除いたり発生を抑えたりする驚愕の抗酸化作用があり、「若々しさの源」となる健康サポート物質として注目が高まっています。
1.紫外線の影響によるシミやしわを防ぐ(美肌効果)
2.老化・免疫機能の低下を抑える
3.疲労感の軽減
アスタキサンチンの抗酸化力は、コエンザイムq10の約1000倍、ビタミンEの約1000倍、レスベラトロールの約3000倍、ビタミンCの約6000倍あります。
アスタキサンチンの抗酸化力は、どのカロテノイドよりも、ビタミンやミネラルも含めたどの抗酸化物質よりも強力です。アスタキサンチンは活性酸素による攻撃に対して、強力すぎるほど防御します。
天然の鮭には1切れで約3㎎含まれるが、養殖の鮭にはアスタキサンチンはほぼ期待できません。
コストパフォーマンスが良いのはDHC、吸収率が高いのはファンケル(商品名:えんきん)です。
院長 宮内 大